filatura di crosa = クローサ紡績? [Knitting]

話があちこちにとびます。

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今回はこちら W3-Dictionary で調べてみました。
http://xref.w3dictionary.org

フィルクローサ
filatura di crosaってどういう意味なのかなと調べていたら、どうやら(たぶん)クローサ紡績のようです。
または製糸。
英語では spinningにあたるよう。

gossamer はクモの糸。
cobwebは蜘蛛の巣とでました。

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おもしろい論文を発見しました。

「蚕糸王国長野県」はこうしてつくられた 信州現代史研究所 新津新生
http://www3.ueda.ne.jp/~sinsin/sinsyu/text/sansioukoku.pdf

絹糸を作るには、製糸工場だけでなく、蚕を育てる人もいる。蚕を育てるには桑の木が必要。
全国の農家戸数の約4割が養蚕業をやっていた時期があった。
徳川幕府は、本田・本畑における桑の栽培を禁止していたため、本田畑に使用できない 場所、すなわち無租地の山の傾斜地や川の沿岸中州が桑栽培の場所になったそう。
おもしろいです。

学校帰りに桑畑があって、紫の実をつぶしたりしていました。
かなりポピュラーな木だったようですね。
産業の盛衰はドラマチックです。

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子どもの頃、兵庫県の大屋町にある天滝を見に行った際に、大屋町の三階建て家屋の説明を母から受けました。
蚕を2、3階部分で飼っていたそうで、いまでも三階建て住宅が残っているそうです。
古屋というところに製糸工場があったそうで、機械式を導入していたそうです。
廃業後、その機械がグンゼにいったりしたそう。
いろいろつながっていますね。

但馬の養蚕と3階建て農家ー小倉製糸場跡を訪ねて
http://www.tajimagaku.net/houkoku/98/oya_9811_yousan.html

まちの文化財 養父市
http://www.city.yabu.hyogo.jp/3484.htm

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グンゼ
1896(明治29年) ・創業者・波多野鶴吉が地域産業振興を目的に京都府何鹿郡〈現・京都府綾部市〉に
郡是製絲株式会社を設立する(初代社長 羽室嘉右衛門)
1900(明治33年) ・パリ万国博覧会において金牌を受賞

綾部市で創業されたのですね。
1900年には、パリ万国博覧会において金牌を受賞ってすごいですね。
最初は絹からはじまったようですね。


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