太古からの感覚 [Knitting]

編み物をしているとき、昔これをやっていたという感覚があります。

それは現世ではなく、生まれ変わる前でもなく、もっともっと昔。
太古からつづく、体の中に潜んでいる感覚。
なぜでしょうね、私が私以外のだれかであったという感覚は少しもないのに、確かに編み物なり、繕い物なり何らかの手を動かして何かを作っていた感覚があります。

現代では、ひまつぶしにしかならない趣味ですが、生まれてくる時代や場所が変われば、私はとても働き者で家族に喜ばれる存在であったことでしょう。
一日中機を織ったり、服を縫ったり、編んだり、たぶん藁でみのをこしらえたり、ぞうりやかごを編んだりもしてたかも。
ハンドメイド界の人は、そういう太古からの感覚があって、きっと昔は働き者、そしてすばらしい手の持ち主と周りから尊敬される存在であっただろうななんて思います。



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